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本格派コンパクトマットレス「Denim Mofa」について

Yurikago代表の今藤です。2021年11月20日より、ついに「Denim Mofa」の一般販売をスタートしました。

この商品を開発した目的・経緯を説明します。

 

弊社は2019年6月3日にオリジナルの寝具通販会社として創業し、2019年8月3日に、CAMPFIREクラウドファンディングにてTOKURIごろ寝マットをリリース。販売を開始しました。

高級なマットレス素材で、軽量、コンパクトさを重視したごろ寝マットです。

販売開始してからたくさんの方に選んで頂き2年で10,000本以上の販売実績となりました。価格的にも1~2万円の販売価格帯でこれだけの需要があるとは全く想定しておりませんでした。

それから多くのレビューやご要望が集まったのですが、想定外だったお声がありました。

「就寝用のマットレスとして使っています」というレビュー。

あくまで薄さ、軽量重視したごろ寝マットで、その中で寝心地にもこだわり、災害時や車中泊、来客用等にも使えるというイメージで作った製品です。

就寝用として毎日使っているというお声の多さは本当に想定外でした。

そして、やはり、もう少し厚みが欲しい。生地を厚くして欲しい。幅がもう少し広いものが欲しい。といったご要望を頂きました。

これはTOKURIごろ寝マットを販売し続けるYurikagoとして、コンパクトながら本格的に寝ることができるマットレスを作らなければと感じ開発に取り組みました。

これが「Denim Mofa」開発するに至った経緯となります。

以下は開発にあたり思案したマニアックな内容なので「Denim Mofa」についてもっと知りたいという方だけ読んでください。

本格派コンパクトマットレスを作るにあたっての課題

・寝心地とコンパクトさと重量のバランス
TOKURIごろ寝マットは軽量重視だったが、Denim Mofaは最高に気持ちよく眠ることができる寝心地重視の製品。そしてかつ軽量、コンパクトさも兼ねそろえた商品となります。

これまでウレタン素材でいえば8年程、店頭販売を行い、体格に応じた沈み込みのデータを自分なりに取得してきました。

いろんな素材があり一長一短ですが、やはり私としてはウレタン素材が寝心地としてベスト。

一口にウレタン素材といってもいろんなものがあります。

ウレタン素材は石油系のポリオールとイソシアネート等の薬剤に水を入れて、発砲させ膨らませたものです。

1㎥あたりに薬剤の重量がどれほど入ってるかで、固さ、耐久性、コストがかかります。

車に使われてるシートもウレタンで、食器を洗うスポンジもウレタンです。発砲具合でそれだけ固さ、柔らかさが異なります。

TOKURIごろ寝マット同様の1㎡あたり27リットルの比重あるウレタンを使用。そして2次元カットマシンで上部をカッティングしていくことで、体にフィットする適度なクッション性で、耐圧分散効果の高い中芯素材を作ります。

Denim Mofa中芯素材

上から3.5cm分カッティング。厚さ7cm。このクッション性、寝心地ベストな状態で、コンパクトにするなら、この厚さ7cmが理想だと判断しました。

下「Denim Mofa」上「TOKURI」素材

TOKURIは厚さ5cmで床付きを感じないように大きなブロックでカッティングしました。

Denim Mofaは厚さ7cmあることで、ブロックを細かく、深くカッティングすることでフィット感を出しながら床付きを感じない寝心地となります。

これだけで寝心地がかなり違います。ブロックの大きさ、カッティング形状、カッティングの深さを何度も試作し、中芯素材を決定します。

・側生地をどうするか

この側生地について、通常のマットレスや敷布団に使われるような素材で作ればもちろん簡単なのですが、

用途としてリビングで使える。持ち運びができる。という部分が重要なので、見られてもいいマットレス。むしろ見せたい。と感じるようなおしゃれな側生地で作る必要がありました。

そしてもう一つの問題に感じていたのが、中身のウレタン素材は洗えないということ。TOKURIご利用のお客様より、たびたび、子供やペットが汚してしまって、中身のウレタンは洗えませんか?という質問を頂いていました。

防水使用で側生地を作ればその部分は解決しますが、ムレ感や防水シーツの寝心地の悪さを感じてしまうので、この部分をどう解決しようか時間を要しました。

たどり着いたのが撥水加工のデニム生地でした。

本格的なデニム生地でおしゃれに、撥水加工であればムレ感でずに水を通さないから中のウレタンが汚れずに清潔に保つことができるマットレスになると考えました。

しかし、デニム生地でマットレスの側生地を作っているところなんてないので、岡山にあるデニム生地加工会社なども数社連絡しましたが、それほど大きなものは作れない、値段が全く合わない。という問題で岡山デニムは断念。

クラウドファンディングでデニム生地でいろんな商品を作っているブリッツワークスの青野さんにたどり着きました。実際に会って相談すると、ぜひチャレンジしましょう!2つ返事で開発がスタートしました。

・デニム生地の加工工程の違い

デニムの加工は一般の生地と違い、製造工程が特殊です。1つは縫製後に洗いにかけて乾燥させること。綿素材のため急激に乾燥にかけることによって縮みが出るがそれを考慮して製品にするとのこと。※これは大手のデニムアパレル工場によるやり方のため他では違う可能性あり。

マットレス素材になると生地の面積が広いことで余計に縮みやすい。試作当初はこの縮みで生地がパツパツという問題が起こったため、工程を見直し、特例としてDenim Mofaの生地は先に洗い、乾燥し終わってから縫うという加工に修正。この先洗い、乾燥によって厚手のデニム生地でも柔らかい肌触りへと仕上がりました。

糸のシマツの問題。デニムではシマツをきれいにしないため、マットレス生地としては不十分だったため、補整を改善。

生地の色は薄い方がインディゴの色移りが少なくて済むということだったが、濃いめの色にして、色移りしにくい加工、撥水・撥油コーティングすることで、できるだけ色移りしにくい状態へと引き上げました。
※色移り等の心配ないデニム風も考えたがやはり安っぽい見た目になる。

アクセントにポケット付き。

さまざまな問題が起こり、構想から1年半以上かかりましたが、無事に納得いく製品へと仕上がり販売できるようになりました。

クラウドファンディングの先行販売のみですが、数件お声を頂きました。ありがとうございます!

 

ここまで読んで頂いた方へ質問ですが、マットレスに厚さや広さって必要でしょうか?

もちろん寝室を豪華に、大きいマットレスでゆったり寝たい。というニーズは一定数あると思います。

しかし、大きく分厚いマットレスは手入れしにくい、買い替え、処分が大変。移動できない。などのデメリットも大きくはないでしょうか。あと運賃も以前よりはるかに上がっています。

寝るためにそんな大きく場所をとる必要がない。でも寝心地は最大限充実させたい。そんな方へ。

Denim Mofaがみなさんの生活のお役に立てれば幸いです。

https://yrkg.jp/products/denim-mofa

 

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